静かになりゆくTOKYO
今年も残りわずかとなりました。
1月、チェコへビーズ仕入れの旅に出てからもうすぐ1年経つんだな〜
なんてしみじみしております。
師走の忙しい時期、皆様お変わりありませんでしょうか?
思い返せば今年の2月、
百貨店でのPOPUPを皮切りに
毎月必ず何かのイベントに参加させていただき、
去年よりも多くのお客様と出会い、直接お話する機会も多く
また、念願のワークショップも年の瀬に開催でき。
多くの方々に支えられ、刺激を受け、
無事に12月まで駆け抜けることができました。
周りからは、以前の活動ペースとの違いに身体を心配してくださる声や、
激励のお言葉を戴く事も増え、
その度に過去を振り返り、今を感じます。
でも、私の中では驚くほど、状況の変化に翻弄されることはなく、
プレッシャーをも自分を鼓舞する必須ツールとなり、
うまく乗りこなせているかは不明ですが
いかだが手漕ぎボートになったな〜くらいの乗り心地の良さを感じる毎日です。
Lilyを始めて、2018年12月21日で丸5年が経ちました。
記念日すらまともに覚えられない私が、細かい日にちまで覚えていたのにも訳があり、
すこしスピリチュアルな話になりますが、(?)
6年前の21日、ビーズを片手に一つの作品ができた時、
ここから何かが始まるのを漠然と感じた瞬間に、日付をメモしていました。
でもそれはスピリチュアルなことでも予知でもなんでもなく、(え)
ただ単に、没頭できることを人生で初めて見つけた日でした。
6年目、新たな元号とともに歩き出す新年は
自分の中でも、少しづつでも新しいことにチャレンジしていきたいと
心の奥でなにかうずうずと感じます。
大きなことにチャレンジする力量はないですが、
自分から生まれたものが、日々の彩りが、自分以外のどなたかの人生で
また違った彩りをもたらすその過程に、
心底、美学を感じてやみません。
売れるものを、求めるものを、発見できる楽しさも魅力的ですが
そうではない、自分も知らなかった、湧き出る何かを形にして
それが多くの方々に受け入れられた時、理解してくれる1人が現れた時、
それまでのプロセスが瞬く間に輝き出し、
目に見えない何かが加速しだす、それがいまでも楽しくて仕方がありません。
ほとんど抽象的な言い回しで、自分自身を動かすエネルギーはなんなのか、
よく理解していないのはこれからも深く考えない事にします。
ただ、
作る理由、心理状況、ポテンシャル、効率。。
全てにおいて、
自分にしっくりくる、捉えてやまないものがあるのだけは確かだと思います。
"気持ちのいい製作活動"
だけは、何にも代え難く、譲れないものだということを今年、感じました。
あと、今年は20代前半に憧れていた年齢に自分自身が到達した年でもあり、
感慨深さ(なにが?)と、思ったほど大人になっていない自分に呆れながら、現実と理想の表裏一体を学んだ年になりました。
その時には、オンラインショップもゆっくり準備できたらなんて思っています。
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