2017-18 aw theme......

"LYON"

あてどなくとぼとぼと歩いてるわたしを、

この街が優しくつつみこんでくれます。


リヨンはフランスの西部に位置する、

パリに次ぐ都市。


紀元前1世紀につくられたこの街は、

迷路のように細い路地が入り組み、

まるで歴史の1ページにタイムスリップした感覚にのみこまれます。

ここは時間の流れを忘れた街のようです。



フェルビエールの丘は

リヨンが発展していくにあたってとても重要な場所です。

市民たちの献金によって建てられた

フェルビエール大聖堂は

市民たちの誇り。

そういう存在ってなんだかとても羨ましく思います。



リヨンにはソーヌ川とローヌ川という二つの大きな川

が通っています。

この二つの川がリヨンにとっての動脈と静脈となり、

やがて交易に恵まれ、絹産業や印刷業により大きな発展を遂げ

今に至るフランスきっての大都市となります。


この都市を調べるにあたって

どこかで目にした、”川で洗われる街”

というフレーズがなんとも素敵で、

リヨンはわたしにとって

潤いの街という印象です。





テーマ思案中、

あ、もうここしかない。

と思わせるまさしく心をつかまれた

場所があります。



フェルビエールの丘に位置する古跡ローマ劇場。

退廃的で厳かな佇まいのこの劇場は

いまも使用される現役の劇場なんです。


わたしがアクセサリーにローマ劇場の要素を

入れることができるかどうかは思い悩む点ですが・・・

私がリヨンに惹かれた大きな要素の一つです。


新しいものは経年により必ず朽ちていきます。

朽ちてもなお美しく残り続けるものは

わたしにとっては

とても新鮮で、新しさを感じてしまいます。


あたらしいものを目にすることが多くなった世の中で、

古いものを見てドキッとこころを動かされることは

とても貴重なことだと思うんです。


自分の感覚に正直に、

この街に決めようと思いました。


秋と冬は

寂しさや切なさが心地よくなる季節だなと

わたしはおもいます。


穏やかなこころが育つ秋冬に

リヨンという歴史に恵まれた都市をテーマに

これからアクセサリーを制作していきます。


わたしがおもう、リヨンをLilyに託して

みなさまへの旅のお土産としてお渡しできることを願っています。


Lily / DiDi by Lily

ハンドメイドジュエリーを中心に製作しています。 世界中を旅して仕入れた素材を使用して 日常にはない特別な彩りを加えるアクセサリーをお届けします。

0コメント

  • 1000 / 1000